こちらも鑑賞。
これはねえ……全く共感も出来ないし、感動するわけでもないし…なんだろ…感想としては「無」。
というか、こういう「女」キラい(爆)
大人に翻弄されて犠牲になる子供たちというテーマは確かにあるけど、「男」を翻弄して傷つける「女」
がテーマでもあるじゃんと思ったりした。
この「女」は決して可哀想な「少女」ではないよ。
「好きだ」と言われれば後先考えずに「男」に身体や心を差し出す点で無意識なのか、計算なのか。
女性導演である于瑋珊はそこについては言及しなかったけど、自分が参加したQ&Aでは。
行き着く先に輝かしい未来はあるのか…。
亭主は収監され、多大な借金は残り、育てなくてはいけない子供がいて、まともな職もない。
で、結局あの「愛人」かまたは他の「男」に頼るんだよね…きっと。
それが全く愛情をかけてくれない両親の育て方であったとしても、自分でもどうにかしようとか考えようよと。
オバちゃん思わずにはいられなかったわ。
あ、意外と感情移入してんじゃん>自分(苦笑)
ラストシーンはまだ何にも考えなくて良かった中学生(高校生?)時代の制服姿の二人のショットで終わるのも
逆に救いがないな〜って思えた。
この映画はるんるんの吻戯と裸と若い女に入れ込む中年男性っぷりを観るためだけのものだなと、個人的には。
それだけで満足っす。
導演の于瑋珊は張作驥に師事していた人だそうで、作風とかテーマとか似てるよな〜って思った。
次回作は范植偉のドキュメンタリーって聞こえたんだけど、聞き間違いでしょうか。