以前は、広東語の映画かドラマ、台湾偶像劇しか見ませんでしたけど
ここ最近は大陸まで手を伸ばしちゃってます。
まあ、途中で飽きるものも多くて全集見たものは少なめですけど。
で、数見ていくうちに「北京語」と「普通語」の違いっていうのを今更ながら知りました。
「北京語」って本当に巻き舌が凄くて、全く別の言語みたいに聞こえるな〜っていうのを実感。
以前、黄子華が大陸で「溥儀」のドラマを撮っている時にあまりにも周りの役者やスタッフが
「スーアール、スーアール」って言いまくっていて何話してるかまったくわからなくて
ノイローゼになってっていう話をしてましたけど、何となくわかる。
でもね、上海生まれの役者は基本的に巻き舌が出来ない(苦手)なので、非常〜に聞き取りやすい。
以下の二人がその代表かと。
喬任梁と徐正曦。
kimiくんは地声でドラマに出ていることが多いので、特に「北京語」がキッツい
役者と対峙した時にその聞き取りやすさというかナチュラルさが顕著ですわ。
徐正曦はほとんど「吹き替え」にされているので、ドラマの中で彼の地声を聞くことは
ないんだけど、インタビューとかだと台湾人が話す国語のように聞こえます。
香港映画だと自ら広東語話してるし。
すごい前に林憶蓮が「上海語はすごく日本語に近い」とNHKの番組で話していたんだけど
それは声調の部分なのか、文法的なことなのかは話せない者としてはわかりませんけれども。
出身が上海なのかどうかぐらいは聞き取れるようになったかも〜(何の役にも立たないけど)
で、未だに疑問なのは何故に大陸人なのに「吹き替え」になってしまうのか?ということ。
まだ古装劇なら理解できますけど、現代劇の場合は疑問……
台湾人や香港人なら納得できるけど、同じ大陸人じゃん?
本人の訛りが強いからなのか、声と容姿が合わないからなのか、誰か教えて欲しいーー
そして、日本版で古装劇のDVDを見る際には「日本語吹き替え」で見ています。
正直、同じ中国人が吹き替えている空々しい台詞を聞くよりかは、日本人声優の皆様の美声の方が
台詞に圧倒的な説得力がありますよ。
日本語吹き替えで日本語字幕を見ると、いかに字幕が吹き替えよりも端折られているかもわかって面白いのでオススメ。
半分で中断しているNathanの「謀りの後宮」も日本語吹き替えの方が数倍Nathanがキレ者に見えるから不思議(爆)
しかし、現代劇はさにあらず。
祐祐が大陸で撮影していた「千金女賊」も予告だと祐祐本人の声になっているけど、
いざ放送になったら吹き替えられてるんだろうね〜と予測。
あんまり、面白そうではないんだけど……