なんとなく、台湾偶像劇を毎週見るのにも疲れを感じ…この長いお正月休みには
原点回帰!ってことでもないんですけど、スキだった香港映画を片っぱしから見てました。
1本見始めると、あれも見よう〜次はこれ〜とVHSだったりVCDだったりDVDだったりと
長年集めてきた各メディアが総登場で。
もはやブルーレイHDDではVCDは再生出来ないのでやはりVCDプレーヤーを捨てずに取っといて
良かったと思ったりして。
で、昔から何回も書いているような気もしますけど一番好きな香港映画って
徐克導演、許冠傑、王祖賢共演の「打工皇帝(ツイ・ハークのチャイニーズ・ラブ・ストーリー)」だったりします。
これは女性を描くことに関しては当時香港映画界では一番と言われていた徐克の上手さが随所に現れていて
王祖賢がとにかく可愛いんですよ。
特に王祖賢に思いいれはないんですけど、とにかくこの映画の中での彼女の行動がいちいち可愛い。
その演出をした徐克が流石だな〜と思わずにはいられない。
話は何てことないですけど(爆)
あの時代(80年代)の香港ラブコメ映画の良いところが満載。
許冠傑もこれぐらいまでが一番ルックスも良かったような気がしますわ。
正にこの時代彼の全盛期ですけど。
やはり個人的には80年代〜90年代の香港映画が一番好き。
香港人が香港人の為に楽しめる作品を作る!っていうコンセプトが明確で
でも香港人以外が見ても十分に楽しませてもらえるクオリティで、様々なジャンルで
量産されていただけに、何だコレ?っていう物も確かに多かったけど、それも含めて
香港映画が一番盛り上がっていた時期だったと思いますわ。
今はとにかく大陸を意識せずに製作することは不可能で、常にそこを意識している作品ばかりで
楽しい〜香港映画!っていう作品はすごーく減ったと思う。
おバカ作品も製作されてはいるけど、やはり当時とは違うんだよな〜
それが香港映画界の成熟度を現しているのかはよくわからないけど、残念ながら全くそそられない。
なので、せっせと回顧趣味に走っております。
最近は昔の映画もブルーレイ化してくれているので、ありがたいですわ〜
といってもまだまだVCDでしか見られない物も多くて、今となってはお宝だったりしますけど。
CSでもチャンネルNECOは毎月香港映画特集をしてくれるのでそれこそ往年の作品ばかり!
許冠傑と許冠文兄弟が出ていた「天才与白痴」を放送してくれたのはありがたい!
これ、いつの間にか日本版が出ていたのね〜絶対日本では上映不可能なシロモノと言われてましたけど
実際見てみると…どこが?って感じなんだけど。
精神病棟を舞台にしているのが問題だったのかしら?
許兄弟の定番というべきかほろ苦い終わり方なのよね…これも。
そのうち徐克の80年代の作品の特集とかしてくれないかな〜
挽歌はよく放送しているのでそれ以外で。
「上海ブルース」「北京オペラブルース」とかこの「打工皇帝」とか「スパイゲーム」とか
放送して欲しいかもーーー
どれも持ってはいるけれども。
また何か見たくなってしまった。