DVDを一気見。
毎週PCでは見ていたものの、やはり途中、途中で挫折する部分もあり
DVDで完全制覇できた。
いや〜やっぱり面白かったわ。
全13話という回数も良い。この倍あると関係性とかもっと面倒くさく
しちゃいそうだから、これぐらいでちょうど良いお話だったな。
あらすじは
ココに書いた通。
主役の若薇の鐵男への愛が終始一貫してブレがないのがすばらしい。
あれだけ、Melvinに思いを寄せられているというのに、しかも鐵男は自分よりも
情情をスキだということも重々承知しているというのに。
よくある偶像劇だと、思うことに疲れて自分に好意を抱いてくれる人に
フラフラとその気もないのにいってしまいがちだけど、このお話は
そういう部分は皆無なんだよな〜
男前な姐さんがステキだわ。
しかも、財力も名声も容姿も優れているはずのMelvinが、実は女心がまるでわかっていない
イマドキ珍しいぐらい偏った女性像を持っている男と描かれているのも面白い。
若薇も情情も女の幸せは欲しいけれども、仕事に関しては男性と対等に闘って
いきたいという信念を持っているのに、そこを全く理解できてない。
女性は仕事よりも自分を好きでいてくれる人のところへ嫁ぐべきだとか、
好きな女性が困っているなら財力がある男性が助けるのは当然だとか、
決して女性蔑視ではなく、彼の親切心、やさしさから出てくる言葉や行為だったり
するんだけど、少なくともこの女性二人はそこを求めているわけではなくて、
対等に認めて欲しい、見守って欲しいだけなんだけどね。
情情はMelvinこそ「完美男人」と惚れこむんだけど、その偏った考え方に気付いて落胆するし、
端から眼中に無い若薇は徹頭徹尾あまりにもすげない態度だし、
途中でMelvin演じるJohnnyさんが報われないわ、空回るわ、可哀相だわで見ていて辛くなった
その対極にいるのが鐵男で。
ある意味な〜んにも考えていない、能天気なやさしさだけが取り得の男なんだけど、
(だから全身整形とか躊躇なく受け入れられる)
その分、考え方は非常にニュートラルで彼女達が何を求めているか、
何故そんな行為に出たかということを理解してくれる。
好みか否かは別として、楊一展の笑顔は鐵男の純粋さとやさしさを感じさせてくれて
この配役はベストだと思った。
今までの彼の役ってエリートで女性にモテてとか、ステレオタイプな
感じだったけど、この3枚目的な役は新鮮で良かったのでは。
40度近い気温の中、連日肉襦袢を着て演じただけでもエラいわ〜
話的にはこの男性二人の対比が面白い。
女性二人はわりと同じ括りに入りそうなんだけど。
簡単に三角関係になるわけでもなく、最後まで一方通行の四人の思いをkeepさせていたのが
他の偶像劇には無い面白さだったんじゃないかな。
で、これはJohnnyさんとJohnnyさんの幼少の頃を演じた子との2ショット。
この子ね、この太っちょな感じ、どこかで見たことあるよな〜って思っていたら
「愛情魔髪師」で少偉演じるRichieの息子役だった子、安藤くんでした。
大きくなりました〜そしてやはり太っちょ〜。
Johnnyさんにも「小胖」と呼ばれていた…でもバスケは超上手いらしい。
てなわけで、「我的完美男人」で検索されて来られる方が非常〜に多いので
偏った部分はありつつも感想を残してみました。
オススメですーーー